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泌尿器科専門医として伝えたいこと④(尿漏れについて)

[2026.01.20]
みなさま、こんにちは。本日は暦のうえでは「大寒(だいかん」と呼ばれ、一年のうちに最も寒さが厳しくなる時期といわれています。そもそも大寒とは、二十四節気といって、中国で考案された暦の区分方法に含まれる呼称のひとつであり、1年を春夏秋冬4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに区分することで、季節の節目とするもの、だそうです。これから2月にかけてますます寒さは厳しくなるので、今日が最も寒い時期とは少し感覚がズレますが皆さまにおかれましても、くれぐれもご自愛くださいませ。さて、本日のテーマは尿漏れになります。尿漏れと一言にいっても、その原因は多岐に渡り、男性であれば前立腺肥大症、女性であれば過活動膀胱や神経因性膀胱、腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁などさまざまです。詳細は当ホームページに、病名別に解説しておりますのでよければ参照くださりますと幸いです。原因によって治療法は異なりますが、腹圧性尿失禁に関して今回は少しお話します。腹圧性尿失禁とは、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまう状態です。最初は大きなくしゃみをした時や、大笑いをした際、重たい荷物を持った際などに限定されていても、年齢とともにランニングをした際や階段の上り下りをした際など、些細なことでも漏れを生じてしまい、日常生活に支障をきたす疾患です。女性の尿漏れの原因の半分は腹圧性尿失禁ともいわれています。また40歳以降に起きることが一般的ですが、若年の方でも出産を契機に発症することも多いです。原因は、骨盤底筋という筋肉が、加齢や肥満、出産を契機に弱くなってしまい、尿道を締める力が弱くなることで起きます。治療はまずは、ご自身できる骨盤底筋運動になりますが、尿道を締める働きのある投薬治療や、干渉波治療機(ぺリネスタ®)といって機械を使った骨盤底筋運動のリハビリ併用も有効です。当院には干渉波治療機(ぺリネスタ®)もございますので、お心当たりやご興味があれば何なりとご相談ください。泌尿器科専門医として適切な診断および患者様の希望に沿った治療をご提案させて頂きます。本日は尿漏れ(主に腹圧性尿失禁)についてのお話でした。

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