当院で行う治療

①排尿障害

頻尿（頻回に尿意があり、排尿までの間隔が短い）、尿の勢いが弱い、尿意切迫感、尿漏れ、夜間頻尿など排尿障害は多岐に渡ります。その原因も男性と女性で大きく異なります。男性の場合、加齢による前立腺肥大症が主な原因であるのに対し、女性では骨盤底筋の筋力の低下などが原因となります。また男女ともに膀胱が硬く広がりにくくなるために一度に貯められる尿量が少なくなる過活動膀胱も頻尿や尿意切迫感の原因となります。それぞれの原因ごとに適切な投薬治療を選択することで、症状改善効果が期待できます。

②尿路結石

食生活の欧米化に伴い尿路結石の患者様が増加しています。尿路結石は位置によっては腹痛や背部痛などの痛みが強く出るため、症状に対し不安を感じられる患者様も多いと思います。当院では最新のレントゲン、エコーを用いることで迅速な診断が可能です。尿路結石は基本的には自然に排出されることを期待して生活指導を行い、鎮痛剤を処方して痛みに対症していきます。ただし、サイズや位置によっては、手術加療が必要になる場合がございますので、必要と判断される場合には患者様とご相談の上、適切な医療機関にご紹介いたします。

③尿路感染症

何も特別な異常を認めなくても起きうる尿路感染を単純性尿路感染症といい、女性の場合は膀胱炎、男性の場合は細菌性前立腺炎や精巣上体炎があります。いずれも排尿時の痛みや残尿感、肉眼的血尿などを症状として認め、迅速かつ適切な抗生剤加療が必要です。一方、排尿障害や尿路結石が原因の尿路感染は複雑性尿路感染症といい、抗生剤加療に加え、原因となっている疾患を速やかに特定する必要があります。エコー検査で鑑別し、原因となっている疾患に対する治療も開始します。結石が原因の複雑性尿路感染症では、場合によっては処置(尿管ステント留置)の必要があるため、その際は近隣の提携施設をご紹介いたします。

④泌尿器科がん

前立腺がんは、男性のがん罹患率では肺がんを抜いて第1位となりました。前立腺がんは、採血検査（PSA）で早期発見が可能です。その他にも喫煙者に多い膀胱がんや腎がん、若年男性に多い精巣がんなども泌尿器科で扱う疾患で、エコーや内視鏡などの検査により、当院での診断が可能となります。当院では、院長が日本がん治療学会のがん治療認定医として診断から適切な治療の提示まで一貫して責任を持って対応させて頂きます。 検診などでPSA高値を指摘された場合にも是非ご相談ください。手術が必要な場合は近隣の提携施設含め、その他でもご希望の病院に紹介可能です。

⑤性感染症

性感染症は菌やウイルスが原因となる感染症でクラミジアや淋菌感染症が主な疾患です。また近年急速に増えている梅毒治療も対応しております。泌尿器科専門医の最新の知識と経験を元に適切な治療を迅速に行うことが可能です。性感染症検診などの検診や疾病の予防・早期発見にも力を入れていきます。当院ではプライバシーに配慮し問診も事前にWEBで行っていますのでご安心ください。またクリニック入り口もクリニックエリアに直通するエレベーター降りて目の前にあります。

⑥小児泌尿器科

おねしょ（夜尿症）、おちんちんの先が痛み、腫れている（亀頭包皮炎）、玉が触れない(停留精巣)、玉が移動する(遊走精巣)など、お子様のおしっこや男性器(おちんちん、きんたまなど)に関わるご心配事がございましたら、なんでもお気軽にご相談ください。

⑦男性更年期

40歳以上の男性で加齢に伴いテストステロン分泌が低下することで気力や体力の低下などの男性更年期障害が生じることがあります。これらは適切な診断、治療を行うと改善が見込めます。何か心当たりの症状があればご相談ください。またED、AGAも男性特有の悩みです。 診察時に院内処方で直接お渡しします。またプライバシーも考慮しWEB問診で対応可能です。

治療や検査方法の詳細は「当院の特徴」のページをご覧ください。